オンラインワークショップを開催しました。

はじめに

こんにちは、kuroです。 もう1ヶ月近く経ってしまいましたが、ふりかえり弟子活の一環としてふりかえり手法を体験するオンラインワークショップを人生で初めて開催しました。

connpass.com

「Funを探す旅」とは 私のチームではスクラムによるアジャイルS/W開発を実践しています。 「Funを探す旅」は私のチームで開発した新しいふりかえり手法です。 みなさんにもこの新しいふりかえり手法を試していただきたく、今回のイベントを企画しました。

題材はチームで開発した新しいふりかえり手法です。 "オンライン"ワークショップというか知り合いではない誰か向けに何かワークショップを主催することが初めてなので、不安と期待からのスタートでした。

なぜ開催したか?

このオンライン体験会イベントは以下を目的としています。 「Funを探す旅」という新しいふりかえり手法を体験する。 ふりかえりにも色々な手法があることを知る。 既存のふりかえり手法だけでなく、自分たちでもふりかえり手法を作れることを知る。

ということがイベント自体の目的になりますが

という思いもありました。

開催するまでの流れとか

  • 5/15:弟子活1on1でオンラインイベントやりましょう!と決まる。
  • 5/29:2週間後、内容を決める打合せを実施。イベント日を決める。
  • 6/9:connpassでイベントを公開。
  • 6/15:オンラインイベント当日。

connpassのイベントページを作るというところに第一の壁があり、色々言い訳をして明日やる明日やるを続けていた思い出…。 書き始めてみれば、事前の打合せで骨子を固めていたのと、管理者メニューがとても使いやすかったのとで、スムーズに公開に漕ぎ着けました。 イベントで使うGoogle Jamboardに手書きできるといいなと思って、この機会にiPadも購入。

打合せの内容とか

ワークショップの内容を決める打合せでは、まず題材を決めてから、以下を話し合いました。

  • what(何をするワークショップか)
  • why(なぜこのワークショップに参加すべきか)
  • target(誰向けのワークショップか)
  • when(いつやるか)
  • how(当日の流れ、事前準備)

ワークショップデザインの大事なポイントとして以下を学びました。

  • 参加者に何を持って帰って欲しいか。
    • 参加者ファースト。ワークショップは参加者のための時間であることを忘れないように。参加して良かったと思ってもらえるにはどうしたら?を考える。
  • whyとwhatから考える。
    • 特にhowで迷ったら、どうしてやるんだっけ?何をするワークショップだったっけ?を問い直すことで軸がブレなくなる。
  • 参加者自身の学びを尊重し押し付けることがないようにする。
    • ついつい教えたがってしまうけれど、学びはそれぞれで気づくもの。こういう学びが得られましたよねという押し付けはNG。

チームを前提としたふりかえり手法であったため、初めて集まった参加者でも実施できるようなワークショップの形にしていけるのか?と不安はありましたが、びばさんの問いに答える形で設計を進めていくと、いつの間にかワークショップが出来上がっていました。スゴい。また話し合いの要所要所でファシリテーターとして気をつけることも教えていただきました。参加者がどう感じるか、感情を想像することが一番重要なのかなと今は理解しています。ワークショップデザインはまだまだ奥が深いです。探求したい領域がまた増えてしまいました。

当日の感じ

Google Jamboardを利用しました。 慣れていないこともあり、イベント説明用は◯◯ツール、ホワイトボード用は◯◯ツール、と切り替えるのではなく、最初の説明から最後までJamboardだけで実施しました。付箋を使えるオンラインツールは他にも色々とありますが、Google Jamboardはシンプルで操作性も良いためオススメです!矢印は買ったばかりのiPadで描きました!

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ワークショップ後のふりかえり

ワークショップ後にびばさんとふりかえり(+/Δ)を実施しました。 一部ですが以下ような感じです。

  • +(プラス)

    • ワークショップデザインで事前にアレコレしっかりと考えていたので、全体の進行としては上手くできた。
    • ファシリテーターとして気をつけるポイントがとても役立った。場慣れしている参加者のおかげが多分にあったけど、自由な意見を言ってもらえることができた。
  • Δ(デルタ)

    • 最初の自己紹介(チェックイン)が結構大事。参加者の属性を確認し合うことでその後の進めやすさが大分変わってくる。自己紹介は何をどれくらいの時間で話してもうか提示すると良き。
    • 参加者同士で自由に意見交換する時間の間の作り方が難しい…話題を振ってみるとか共感してみるとか問いかけるとか、参加者の状況をよく観察しながら支援することも必要。
    • 付箋に書き出した内容以上に話すことが多いので、適宜拾って可視化していくのも大事。可視化することで重ねるように次の意見も出しやすくなる。

結論、練習がまだまだ足らんなーと感じました。これからも精進します。

おわりに

日曜日の夜遅い時間に開催となりましたが、わざわざ時間を作って参加してくれた参加者の方々、ワークショップデザインと当日のメンターをしてくれたびばさんに感謝感謝です。とても楽しい時間となりました!ありがとうございました!