継続的に思考を言語化することの大切さ

はじめに

こんにちは、kuroです。

「ふりかえり Advent Calendar 2022」の14日目です。

adventar.org

最後のブログ記事が昨年のアドベントカレンダーだったので、アドベントカレンダーのためのブログになりつつある… 何について書こうかなとあれこれ考えていましたが、組織でふりかえりを広めていっている一方で、自分自身のふりかえりの時間を取れていなかったなあと思い返していました。今回は自分自身のふりかえり、つまり内省について少し考えを巡らせようと思います。

内省ってどうやるの?

日記・日報を書いてみたり、ふりかえり手法を一人でやってみたり、誰かに1on1して貰ったり、自然の中で美味しいコーヒーでも飲みながら物思いに耽ってみたり、と人それぞれやりやすい方法があるかなーと思います。ふりかえりするぞ!と構えるよりも、なるべくリラックスしながら、他に邪魔されない環境を用意するのが効果的ですね。お寺で坐禅とかもいいかもしれない。

最近のことしか思い出せない…

人間、すぐに思い出せるのは直近のことだけで昔のことはそんなに覚えていないのです。なので、内省しようと思っても思い出すきっかけがないと思考が深まらないんですね。時系列でとかトピックを連鎖的に紡ぐことで多少は補うこともできますが、やはり過去のイベントや考えたこと、感じたことは、その時々に残していくのが良いと思います。残したものを見ながら、思い出して、更に深く考えてみる、というプロセスが効果的な内省を支援してくれます。そして気づく、ブログも書けていないけど今年は読み返すツイートもあんまり無い。。

言葉に変換していく試み

言葉に出来ない感情も大事ですが、やはり内省にとっては言語化するというのが一つ大事なポイントだと思っています。言語化するメリットとしては、思考を自分の中で整理できる、読み返すことができる、時間軸を超えて再利用できる、誰かに共有できる、等々があります。感情自体や感情の根っこの理由を言語化したり、失敗・成功した物事に対して具体から抽象へ言語化してみたり、言葉にすることで自分自分の知らなかった一面を知ったり、新しい発見に出会うこともあります。

物思いにふけるだけでも頭の整理にはなりますが、手を動かして言葉に書き表すことが最も効果的だと私は考えています。よく色の名前が例に挙げられますが、言語化にあたっては言葉のグラデーションを広げるためのインプットも大切ですね。

おわりに

今年は内省について考えをまとめてみました。この記事自体も内省です。 思考を言語化する、またそれを継続的に実施していくことで、どんどん楽しくふりかえり出来るようになりますよ! イベント毎の記録を残すのは個人的にはTwitterがオススメですが、日記でもなんでも良いと思います。

皆さんも良いふりかえりライフを!